あかちゃんTips

便秘と排便日誌①

院長の慢性疾患シリーズ、2つめのテーマは便秘治療のための排便日誌のおはなしです

排便日誌の役割について5つにまとめています
① 本当の排便状況がわかる
② 薬の効果を評価できる
③ 便秘の悪化を早く見つけられる
④ 子ども自身が排便に関心を持てる
⑤ 治療のゴールが見える
今回はそのうち①②についてお届けします


当院では、便秘治療を受けているお子さんに「排便日誌」(写真)をつけていただいています。

排便日誌写真
「毎日うんちの記録をつけるのは大変そう」と思われるかもしれませんが、排便日誌は便秘を改善するためのとても大切な道具です。

① 本当の排便状況がわかる
診察室で「毎日出ています」と聞いても、実際には少量しか出ていなかったり、何日も出ていない日があったりすることがあります。
排便日誌をつけることで、
何日に排便があったか
どのくらいの量が出たか
便の硬さはどうだったか


排便日誌写真3

を正確に確認できます。
お子さん自身や保護者の記憶だけでは分からないことも多いため、記録がとても役立ちます。

② 薬の効果を評価できる
便秘治療では、便をやわらかくする薬や排便を促す薬を使用します。
排便日誌を見ることで、
薬が十分効いているか
薬が多すぎないか
増量や減量が必要か
を判断できます。
記録があることで、お子さん一人ひとりに合った治療に調整しやすくなります。


次回は③④⑤とまとめです



手足口病

数週前から出始めた手足口病ですが
先週から急増しています
ほとんどが0歳から2歳の年齢

手足口病は名前の通り
主に手・足・口に発疹ができる夏かぜです
掌や指、手の背、足の底にもできます
口の中にできるとよだれが増えたり
食べるのを嫌がったりします

手足口病の原因ウイルスは数種類あるので
流行しているウイルスによって症状も異なるようです

感染経路は飛沫感染と糞口感染で
主な症状が良くなれば登園できますが
1か月近く、うんちの中にウイルスが出ます
おとなも感染することがあるので
おむつ替えのあとはしっかり手洗いしてくださいね


胃腸炎も引き続き多め
突発性発疹や水痘、アデノなども出ています
伝染性膿痂疹(とびひ)の受診も多いです

夏かぜの流行に伴って受診数も多めです
お熱や咳の方は車中待機となりますので
順番の状況を見ながらお越しくださいね

B型肝炎3回目

生後2か月の予防接種デビューから
3か月、4か月と毎月接種が進んで
5か月でBCGを接種すると一息

ですが
1歳までに接種を完了しなければの
B型肝炎の3回目があります

B型肝炎の3回目は、1回目から20週後
順調に接種が進んだ方だと
生後6か月~7か月頃になります

また当院ではこのタイミングで
弱視の検査をさせて頂いています


定期で接種できるのは1歳未満
1歳を過ぎると任意接種となり
接種料も発生してしまいます

1歳未満のお子さまのママ
今一度母子手帳をご確認くださいね


見学

コロナ感染防止のため
付添は最低人数でお願いをしていますが

小さなあかちゃんの予防接種
見学ご希望でパパのお休みの日にご予約
というご家族もいらっしゃいますので
その時は、遠慮なくおっしゃってください
ご両親でご入室いただけます

また、赤ちゃんの予防接種の時
湿疹などの診察をご希望の場合
ご両親のインフルエンザ接種をご希望の場合
事前に受付にご連絡をお願いします



弱視のスクリーニング検査

弱視のスクリーニング検査を始めてからほぼ半年

8月末までに
延800人のお子さんに検査を受けていただき
約50人眼科に紹介させていただきました


ワクチンと健診の時に行うパターンに慣れてきたので
今後もこのパターンのみで行ってゆきます

検査の年齢は
生後6か月以上で1回
1歳から3歳までで1回
3歳以上入学前で1回

検温と予診票の記入が終わるタイミングで、声をおかけしています
少し暗くしたお部屋のなかで
きらきら光るものを見る
だけなので、数秒で終わることが多いです


泣いて瞳が濡れると、撮れない事があります
その時はごめんなさい
次の機会まで待ってください


お子さんは目の異常があっても、自覚症状がないことが多いので、ワクチンで来院のついでに小児科でスクリーニング、というコンセプトで導入しています

自覚症状や目の異常のご心配がある時には、眼科さんを受診してくださいね



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