秋から冬なんとなく慌ただしく、火曜木曜の午後や日曜日も用事が入ることが多く、パソコンに向かう時間が持てないまま、年末年始休みもあっけなく過ぎてしまいました。

冬休み明け、数日は静かに過ぎたのですが、10日過ぎ頃から突然のインフルエンザの流行。
13日の休日当番は怒涛でした。前週後半のインフルエンザの増え方で予想はしていたものの、それをはるかに超える人数。
スタッフも僕も、水分と糖の補給ための短い休憩を時々はさむ程度で、朝9時から夜11時前までひたすら働きました。朝から日没まで、診ても診ても「90人待ち」が減らず、ほんとうに長い1日でした。


休日当番の翌日、1月14日。
10時近くまで医院で急ぎの事務仕事、家に戻り旅行かばんに適当に荷物を放り込んで、鴻巣駅から下り高崎線。お昼過ぎに高崎に到着。楽しみにしていた「だるま弁当」を買う暇もなく、乗換時間2分で水上行きの上越線に乗り込みました。
群馬へはいつも高速道路での移動なので、在来線の窓からの景色が新鮮で、特に沼田駅を過ぎた頃からの雪景色は見飽きず、しっかり休みモードに切り替わりました。


1時少し過ぎに宿泊先に到着。まずはお茶とお菓子でひとやすみし、雪の散歩に出てみました。
敷地を出て少し歩くと、動物の足跡が山に向かって続いていました。サイズは小動物のものでしたが、昨夏旅先で出会ったクマを思い出し、引き返すことにしました。
クマたちは今は冬眠中でしょうか?

敷地内別棟の図書室まで歩き、暖炉にあたりながらしばしぼんやり。
ぱちぱちと火の燃える音、薪が燃え尽きて崩れる音を聞きいていると、あまりにも平穏で、前日のエンドレス「90人待ち」が現実の事ではないように思われました。


雪景色を眺めながら温泉につかって、おいしいごはんを食べて、のんびり本を読んで、たっぷりと眠りフル充電で帰ってきました。

たいへん遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。


院長